ーー日本のポップスとは「リズム歌謡」である!?
かつて日本の歌謡曲界では、「今年のニュー・リズムはこれだ!」というかたちで、レコード会社主導の「リズム」輸入がおこなわれていました。そんな「リズム歌謡」のムーヴメントは50年代後半~60年代後半のものですが、海外から影響を受け続けた日本のポップスは本質的に「リズム歌謡」である、と言えるかもしれません。そこで、浮かび上がってくるのが、『beat mania』や『pop’n’music』などといったリズム・ゲームの存在。
今回は音大で打楽器を専攻し、リズム・ゲームにも数多くの楽曲を提供してきた音楽家の杉本清隆さん(ORANGENOISE SHORTCUT)をゲストに迎え、日本ポップス史をリズム歌謡の歴史ととらえたうえで、「日本人とリズム」や「リズム歌謡としての音ゲー」について一緒に考えていきます。
【出演】LL教室(森野誠一、ハシノイチロウ、矢野利裕)ゲスト:杉本清隆(orangenoise shortcut)
【開場】17:30
【開演】18:30
【料金】1,500円(1ドリンク別)
■LL教室
2015年3月、チューターに憧れる非常勤講師たちが意気投合。構成作家の森野誠一、会社員のハシノイチロウ、批評家の矢野利裕の3人によって結成され、DJ、評論、イベントなどを通じて音楽を提示するユニット。
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